問題文パターン分析

初心者猟銃等講習会の考査の勉強をしていて、予想模擬試験とかやっていてふと思うのは、考査の問題が○✖️式、つまり問題文が正しいか間違っているかが問われていて、解きやすくてよかったなー、ということです。

これが四捨択一の問題だったら考査はかなり難しくなるような気がします。

 

そういえば、自動車運転免許の学科試験問題、これも正しいか間違っているかを問う正誤問題だったような記憶があります。まあウン十年も前の話だから、おぼろげな記憶ですが(笑)。

警察は、正誤を問うのが、好きなのでしょうか(笑)。

 

とにかく○✖️式というのは、私は気が楽です。

 

 

 

で、勉強の合間に、ちょっとした問題文のパターン分析をしてみました。

 

初心者猟銃等講習会の考査の問題文は、大きく、

 

①問題文全体の正誤

②問題文の一部分の正誤、あるいは問題文の記述不足

③問題文に書かれているキーワードの正誤、あるいはキーワードの記述不足又は記述過多

④問題文に書かれている数値の正誤

 

の4つのパターンにわけられるように思えます。

 

①の場合は、例えば、「猟銃等の所持者は、関係法令遵守はもとよりマナーをは遵守して社会的責任をひと時も忘れないようにしなければならない。」のようにどこもなに一つ間違っていない文章で、当然答えは○、正しいです。

また別の例では、「空気銃は人を傷つけるおそれのない安全な銃である。」のような感じで、答えは✖️、間違いです。

①のでパターンは、なんとなく常識的に解けますよね。

 

②の場合は、例えば、「銃砲若しくは刀剣類を亡失したときや、他人に譲り渡したとき、そして他人に盗みとられたときは所持許可が取り消される。」のような感じで、答えは✖️、間違いです。「所持許可が取り消される」のではなく「所持許可は失効する」が正しいです。

また、「所持の許可を受けた者は、狩猟期間ごとに、当該狩猟期間内において初めて当該猟銃を使用して狩猟を行う前に、指定射撃場において当該猟銃による射撃の練習を行わなければならない。」のような感じで、答えは✖️です。これは「努力義務」ですので、「行わなければならない」ではなく「行なうよう努めなければならない」が正しいです。

①と異なり、②のパターンだと細かい点について正誤が問われていますね。その分難しいです。

 

③は、キーワードの正誤の場合、例えば、「猟銃又は空気銃の所持者は、銃を亡失したり盗難にあったときは、直ちに警察署に届けでなければならない。」のような感じです。これは✖️で、「警察署」ではなく「警察官」が正解です。

キーワード記述不足又は記述過多の場合は、例えば、「銃砲の所持目的として認められているのは、狩猟、有害鳥獣駆除、コレクションである。」のような感じで、これは✖️です。「コレクション」は所持目的として認められていません。また、所持目的として「標的射撃」が書かれていません。

 

④の場合は、例えば、「標的射撃をする者は、1日に実包と空包の合計400個以下を無許可で製造することができる。」のような感じで、これは✖️です。「合計400個以下」ではなく「合計100個以下」が正しいです。

 

③と④のパターンだと、知識として覚えていないと、解答できないですね。

 

 

パターン分析したからだからどうした、と言われたらそれまでです(笑)。単に自分が整理したかっただけです。

 

 

まあ参考までに。